商務礼儀実訓の授業記録:第4週

The following is a log of my teaching in Japanese language class in a university

教科書:外語教学与研究出版社「日本商務礼儀教程」2017.6
この教科書は日本公益社団法人 全国経理教育協会主催 社会人マナー検定試験指定教材をこちらの国の中で教科書として出版したもののようである。

第4週1回目
A組:9月21日(月)15:25~16:45(日本時間16:25~17:45)
B組:9月22日(火)15:25~16:45(日本時間16:25~17:45)

授業内容:第2編 第1章 職場の人間関係(続き)および第2章 社会人としての言葉遣い
<1> 用語クイズ(指名)
<2> 前回の復習クイズ(指名)
<3> 前回の続き
<4>本日の内容:社会人としての言葉遣い
  01 敬語の種類と使い方
  02 敬語の作り方
<4> 次回予告等
敬語の使用について、ウチ・ソトの関係を説明した。

以下に、第4週1回目の授業中に出題したクイズを示す。

解答
1問目:C:第一印象が悪かったら、それを挽回して、さらに良い印象をもってもらうためには、長い時間がかかる。
2問目:B:言葉のやり取りであるバーバル・コミュニケーションだけでなく、言葉以外の視線、表情、身ぶり、姿勢、相手との距離などのノン・バーバル・コミュニケーションもコミュニケーションに大きく影響する。
3問目:A:尊敬語は相手の動作を立てて述べるものであるから、文の主語は相手である。謙譲語は自分の動作をへりくだるものであるから、文の主語は「私」である。
4問目:A:お客様に尊敬語を使い、身内の上司のことは謙譲語で表す。Bは身内に尊敬語を使っているので不可。Cは丁寧語のレベルであり、尊敬語や謙譲語を使っていない。Dはお客様に謙譲語を使い、身内に尊敬語を使っているので、敬語の使い方が逆である。
以上の解答解説は筆者の独断と偏見によるので、上記を利用した場合の結果について、一切の責任は負いません。


第4週2回目
A組:9月22日(火)7:55~9:15(日本時間8:55~10:15)
B組:9月24日(木)9:50~11:10(日本時間10:50~12:10)

授業内容:第2編コミュニケーション 第2章 社会人としての言葉遣い(続き)
<1> 用語クイズ(指名)
<2> 前回の復習クイズ(指名)
<3> 本日の内容:職場の人間関係
  <1> 用語クイズ(指名)
  <2> 前回の復習クイズ(指名)
  <3> 尊敬語の復習
  <4> 謙譲語の練習
  <5> 次回予告等

以下に、第4週2回目の授業中に出題したクイズを示す。

解答
1問目:A:社外の人と話しているとき、自分の上司のことを言う必要が生じたら、自分の上司には尊敬語ではなく、謙譲語を使う。
2問目:C:「一人ひとりの参加意欲よりも、」の「よりも」が余計である。1人ひとりの参加意欲は重要である。また、リーダーの指示・方針に従うことは絶対ではない。Dにあるように、リーダーの指示・方針が納得のいくものであれば、最善を尽くしてリーダーを支える。
3問目:D:先生には尊敬語を使い、「私」には謙譲語を使うべきである。Dは逆である。
4問目:C:敬意を表す相手には尊敬語を使う。また「お-」「ご-」のうち、漢語には「ご-」を使う。
以上の解答解説は筆者の独断と偏見によるので、上記を利用した場合の結果について、一切の責任は負いません。