<個人的なログです>
■ 個人授業1:2時間:教材「できる日本語 初中級(黄色)」
教案・教材作成に8時間。先週の学習者の意見「学んだ文型を、実際の会話の場面でどう使ったらよいのか分からない」に対応するための方策を考え、教材化したため、時間ががかった。ところが、学習者の体調不良で、今週はお休み。
■ 個人授業2:2時間:教材「Genki I」14章
諸般の事情から先週を最後として、学習者2への日本語授業はやめることになった。
■ 個人授業3:1時間半:教材自作だが、みんなの日本語の練習Aに準拠
1回:教案・教材作成は4時間。漢字指導は「年、来、毎」、語彙導入は「毎日毎週・・」と移動を伴う自動詞「行きます、来ます、帰ります」。先ず名詞述語文の復習から実施。「分」が「ふ」か「ぷ」か、まだ定着していない。「から~まで」が運用できない。本日の学習内容は大きく2つあり、1つは前回導入した自動詞と時を表す表現を組み合わせて、過去/非過去と肯定/否定の4パターンを導入すること。もう一つは助詞「へ」「で」との組み合わせで、移動の自動詞を使えるようになること。ハンドアウトを見ながらなので、比較的早く進んだ。
2回:教案・教材作成に4時間。通常は「みんなの日本語」に準拠しているが、学習者4と同じレベルであり、今回は特別にGenki3章を使った。漢字指導は「食、見、話、読、聞」、語彙導入は本日文型導入する基本的な他動詞。名詞述語文、時を含む自動詞文、および移動の自動詞文の最小限の復習を実施してから、本題に入った。本日はハンドアウトに書き込む作業をさせた。書く作業は時間がかかる、とは言われるが、学習者が自分で手を動かすので、多少頭脳の働きを活性化する効能はあるように感じた。本題は他動詞の導入。助詞「を」「に」「で」を組み合わせながらの練習になったが、比較的上手く進んだように思えた。ただし、ハンドアウトを見ながら入れ替えをしているだけなので、運用ができている訳ではないということが、3回目の授業で分かった。
3回:本来は学習者4用のパワーポイントを使った授業をしようと考えていたのだが、学習者4用にパワーポイントを作る必要がなくなった。学習者3が会話の勉強もしたいと言ったこともあり、以前「できる日本語」2-3のレストランの注文をPPT化したものを用いた。そのPPTに復習の前段を設ける作業が4時間かかった。学習者は寝坊して遅刻したため、大変眠そうであり、反応も鈍かった。学習者の発話が大変遅く、時間が足りなくなった。また、本日はパワーポイント授業のためハンドアウト無しとしたが、それ無しで自分で考えて作文するとなると、やはり文型等が運用できないことがわかる。短い授業時間の中で文型を定着させて、運用できるようにするには、いったいどうすればよいか。
■ 個人授業4:2時間:教材「Genki I」3章
教案作成に1時間。なるべく教科書を利用する形にしているので、教材を作る時間はかからない。ただし教案作成1時間というのはやはり、準備としては足りないものである。助詞「に」は、学習者3に教えたばかりのこともあり、「動作の時」で導入されるとばかり思い込んでいたが、Genkiでは「へ」と紛らわしい「移動の到着点」から導入なので、焦ってしまった。できる所までやって、残りは2回目にして、3回目はパワーポイント化した授業で「デートの約束」の会話部分をやろうと計画していたが、学習者4の都合で2回目3回目ともお流れ。こちらの士気が若干下がらないわけでもない気分となった。今週は学習者1も休みだったので、予想外に時間が空いた。自分自身負荷をかけ過ぎな感じもあるので、まあこういうこともあって良いか、と思った。